昆布講座
10   昆布の栄養

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昆布ヘルシー! 
昆布のエネルギーは1食分あたり、たったの5kcal未満です!昆布はとてもヘルシーなので、カロリー摂取の気になる方にうれしい食品です。
カルシウムが豊富! 
国民栄養調査でも、日本国民のほとんどが不足しているカルシウムは、牛乳の6.0倍
も含まれています。カルシウムは骨や歯の形成を助けます。(※可食部100gあたりの数値 )
食物繊維がたっぷり!
昆布をはじめ海藻のヌルヌル成分に含まれイラストる、水溶性食物繊維(粘質多糖類)であるアルギン酸とフコイダンがたっぷり含まれています。
ヨウ素(ヨード)の含有量は食品中でトップレベル!
甲状腺ホルモンの成分となるヨウ素(ヨード)は、ひじきやわかめなどの海藻類や、いわしやさばなどの魚類にも含まれますが、含有量は昆布がトップレベルです。

種類別栄養素データ一覧
    (可食部100gあたり)
      真昆布 利尻昆布 羅臼昆布 日高昆布 長昆布 細目昆布 平均値
  エネルギー kcal 145 138 138 153 140 147 143.5
水分 g 9.5 13.2 10.4 9.2 10.0 11.3 10.6
たんぱく質 8.2 8.0 11.0 7.7 8.3 6.9 8.4
脂質 1.2 2.0 1.0 1.9 1.5 1.7 1.6
炭水化物 61.5 56.5 55.7 64.7 58.5 62.9 60.0
灰分 19.6 20.3 21.9 16.5 21.7 17.2 19.5
無機質
(ミネラル)
ナトリウム mg 2800 2700 2400 3000 3000 2400 2716.7
カリウム 6100 5300 7300 3200 5200 4000 5183.3
カルシウム 710 760 650 560 430 900 668.3
マグネシウム 510 540 490 670 700 590 583.3
リン 200 240 340 230 320 140 245.0
3.9 2.4 2.5 5.1 3.0 9.6 4.4
亜鉛 0.8 1.0 1.0 1.3 0.9 1.1 1.0
0.13 0.05 0.07 0.07 0.19 0.06 0.1
マンガン 0.25 0.22 0.2 0.21 0.41 0.61 0.32
ビタミン β-カロテン μg 1100 850 1400 2700 780 1800 1438.3
mg 0.9 1.0 0.7 1.3 0.3 1.5 1.0
μg 90 110 110 270 240 96 152.7
B1 mg 0.48 0.8 0.1 0.4 0.19 0.06 0.34
B2 0.37 0.35 0.25 0.6 0.41 0.28 0.38
ナイアシン 1.4 2.0 1.5 2.5 2.1 1.6 1.9
25 15 3 10 20 25 16.3
  食物繊維総量 g 27.1 31.4 24.9 34.8 36.8 32.9 31.3
  食塩相当量 g 7.1 6.9 6.1 7.6 7.6 6.1 6.9
出典:『日本食品標準成分表2010』

昆布はヘルシー!
 昆布には、体に必要な栄養が色々と含まれていながら、1食分あたりのエネルギー値はなんと 5 kcal未満です!

  ●昆布(平均値)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 4.3kcal ※1食分(3g)あたり
  ●くらこん「無添加とろろ」・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 3.6kcal ※1食分(3g)あたり

 昆布はとてもヘルシーな食材なのです。

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カルシウムが豊富!
 カルシウムは歯や骨の形成を助ける働きがあり、からだの機能の維持や調整に欠かせないミネラルの1つです。しかし、体内では生成することができず、食物から摂取する必要があります。
 それにぴったりなのが昆布なのです。
 実際、昆布は牛乳の6.0倍以上ものカルシウムが含まれて いますので、育ちざかりのお子様にもおすすめです。
可食部100gあたり
出典:『日本食品標準成分表2010』

  ※1:昆布・・・・・・・「種類別栄養素データ一覧」の平均値
  ※2:しらす干し・・・いわし類(しらす干し,半乾燥品)
  ※3:小松菜・・・・・こまつな(葉,ゆで)
  ※4:ヨーグルト・・・ヨーグルト(全脂無糖)
  ※5:牛乳・・・・・・・普通牛乳
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食物繊維がたっぷり!
 食物繊維は、水に溶けない性質をもつ「不溶性食物繊維」と水に溶ける性質をもつ「水溶性食物繊維」とに分けられています。海藻の食物繊維である水溶性食物繊維は、植物の細胞内にある貯蔵物質や分泌物で、水に溶け、食品の水分をゲル化する性質を持っています。
 昆布をはじめ とした海藻には、水溶性食物繊維であるアルギン酸とフコイダンがたっぷり含まれています。実際、昆布にはごぼうの約5.0倍、さつまいもの約8.0倍もの食物繊維が含まれており、手軽に摂取することができます。普段の煮物やうどんなどにプラスして、ぜひどうぞ!
  可食部100gあたり
出典:『日本食品標準成分表2010』

  ※1:昆布・・・・・・・「種類別栄養素データ一覧」の平均値
  ※2:ごぼう・・・・・・ごぼう(根,ゆで)
  ※3:さつまいも・・・さつまいも(塊根,蒸し)
  ※4:かぼちゃ・・・・かぼちゃ類(日本かぼちゃ,果実,ゆで)
  ※5:キャベツ・・・・キャベツ類(キャベツ,結球葉,生)
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ヨウ素(ヨード)の含有量は食品中でトップレベル!
 ヨウ素は甲状腺ホルモンのチロキシンとトリヨードチロニンをつくる材料になっており、交換神経を刺激することでタンパク質や脂質糖質の代謝を促す働きを持っています。ヨウ素は基礎代謝を高め、特に子どもにとっては、体や知能の発育を促進させる働きがあります。そのヨウ素含有量が圧倒的に高いのが昆布なのです。
イラスト ※ヨウ素は過剰に摂取すると甲状腺異常が起こる可能性があります。甲状腺異常を起こすヨウ素の摂取量には、食経験や体質により大きく個人差があります。そのため、不安や疑問点がある場合には必ず医師に相談し、医師の指導のもと摂取することをおすすめします。



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※食品を摂取することにより疾病が治療することはありません。身体に不安を抱えている方は、必ず医療機関へ相談してください。
※栄養素を一度に多量に摂取することで病気のリスクが減ったり、より健康が増進するものではありません。バランスの取れた食生活を心がけましょう。

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